メッセージ

2009年度卒業 国際医療福祉大学塩谷病院 勤務 H・S さん

私は、塩谷看護専門学校を二回生として卒業し、現在、国際医療福祉大学塩谷病院の内科混合病棟に副主任として勤務しています。看護師として10年以上が経過しましたが、今でも学校や実習で学んだことは、現場に生かされ苦楽を共にした仲間との思い出はなつかしく、看護をする上で支えになっています。
入職当初は不安と夢いっぱいであった私も、今では学生の皆さんを指導する立場となり、臨地実習指導者を担当し4年が経過しました。実習で学生の皆さんから学ぶことも多く、新しい発見をさせていただいています。現代は、長期化するコロナ禍により医療現場での実習状況は変化を求められ、今もなお手探りの状況が続いています。患者さまや学生の双方を感染拡大から守りながら、充実した学びにつながるよう、今後も微力ながら支援を行っていきたいと思っています。

2015年度卒業 国際医療福祉大学病院 勤務 H・A さん

私は中学生の頃から人のためになる仕事がしたいと思い、看護師を志しました。入学当初は学業や実習に不安を感じていましたが、親身になって話を聞いてくださる先生方や同じ志を持ったクラスメイトとともに乗り切ることができました。卒業後は、関連病院である国際医療福祉大学病院に就職しました。ICU(集中治療室)で看護師として、4年間急性期看護を学びました。5年目となり、自分の働き方や看護の方向性を考える余裕ができ、日々生死と向き合う中で、生きることに焦点を置いて、家族の新しいスタートに寄り添ったケアがしたいと思い助産師を志しました。そして国際医療福祉大学病院長推薦で助産学校入学試験に合格し、助産師の資格を獲得することができました。新たなスタートではありますが、私の看護の原点は塩谷看護専門学校での経験です。これからも初心を忘れず、命の尊さを噛みしめながら精進していきたいと思います。

2010年度卒業 国際医療福祉リハビリテーションセンター なす療育園 勤務 N・Eさん

卒業後、重症心身障害児者施設であるなす療育園に就職し10年以上が経過しています。
私の看護実践の根底には、塩谷看護専門学校での学びが大きく影響しています。特に教育目標の1つであった『生命の尊厳を基盤に豊かな感性で人を理解し尊重する』姿勢については、先生方からのご指導や仲間たちとのディスカッション、学びの共有により資質を磨くことができ、現在の支援に活かされていると思います。利用者のもつ障害は治ることはありませんが、利用者個々の成長と発達に寄り添い、共に喜びあえることにやりがいを感じて働いています。また、私たちの援助次第で利用者の生きる力をより支えることができると感じ、更に専門性を高めるために2018年に重症心身障害福祉協会認定の重症心身障害看護師の資格を取得しました。
現在は臨地実習指導者の役割についています。母校の学生に、私自身が培ってきた「生活及び成長を支える看護」について伝えながら関わっていることに、感慨深いものがあります。
そして、これからも重症心身障害児者看護の魅力を伝えられるよう研鑽していきたいと思っています。

2021年度卒業 那須赤十字病院 勤務 K・Yさん

この学校に入学し、私は自分自身を大きく成長させることができました。この学校のよいところは、少人数制であることです。発言の機会が多く、自分の意見を取り入れてもらえるため前向きになることができ、先生との距離も近く、親身に話を聞いてもらえました。また、国家試験対策では外部講師による講義を受けられ、先生方から個別に教えてもらえます。先生とクラス全員が同じ目線で国家試験合格に向かい努力しているため、不安や心配な気持ちをみんなと共有することができ、励ましあうことができました。
3年間ともにがんばった仲間や、実習・国家試験を支えてくれた先生方に大変感謝しています。

卒業生:T.Nさん(就職先:国際医療福祉大学熱海病院)

3年間の学校生活の中で楽しかったことはたくさんありますが、勉強や実習などで大変なことや辛いこともたくさんあり、正直乗り越えられるのか不安なときが多くありました。しかし、友達や先生方、事務の方々のお陰で乗り越えることができました。今では楽しかったことも辛かったことも良い思い出です。
ここまで成長することができたのは、先生方や実習施設の方々、受け持たせていただいた患者さまのお陰です。
お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張っていきたいと思います。

保護者さまからのメッセージ

夢と希望を持ち、入学してからの3年間、教職員の方々の温かい御指導・御支援・御協力により、無事卒業を迎えられたこと、心より感謝しております。
日々の勉強や実習など、大変なことが多かったと思います。辛いことや楽しいことも同じ夢を持つ仲間と支え合い、乗り切ることができた3年間だったのではないでしょうか。さまざまな経験をし、成長したなと感じています。この経験は一生の宝物です。
これからは社会人1年生です。この経験を活かし、周囲への感謝を忘れずに頑張ってください。
3年間、本当にありがとうございました。

卒業生:I.Yさん(就職先:国際医療福祉大学塩谷病院)

この3年間はとても充実していて、私にとっては忘れられない大切な日々でした。楽しい思い出がたくさんありましたが、それと同様に講義や実習では辛かったこと、逃げ出したくなったこと、泣きたくなったことも何度もありました。しかし、いつでも寄り添ってくれる仲間たちや先生方に恵まれ、何とか乗り越えていくことができ、晴れて卒業することができました。この学校での学びや感謝の気持ちを忘れず、看護師として成長していけるよう頑張っていきたいと思います。3年間本当にありがとうございました。

保護者さまからのメッセージ

専門的な看護・医学に関する知識が必要とされる看護の道に進むと決めてから、高校とは比較にならないくらいの勉強は大変でしたね。仲間同士で講義や実習後も学び合い、学年の垣根を越えたクラブ活動やさまざまなイベントも楽しみ、「主体的に学ぶ力」や「チームで協働する力」を得られたことは大きな財産になったと思います。
貴重な男性看護師の一人として、思いやりと明るさで患者さまやその家族、職場の方々、社会に貢献できるよう頑張ってください。3年間、先生・事務局・実習施設の皆さまからの心温まるご指導、学生の皆さんに心から感謝申し上げます。