メッセージ

2009年度卒業 国際医療福祉大学塩谷病院 勤務 H・A さん

私は塩谷看護専門学校卒業後、国際医療福祉大学塩谷病院に勤務しています。看護師になり10年以上経ちますが、私の看護観には学生のころの学びが多く生かされています。実習では、患者さまと信頼関係を築き、疾患だけではなく入院前の生活やその人らしさを大切にする看護を学びました。現在勤務している回復期リハビリテーション病棟では、患者さまのプラスの側面に目を向け、生活者として支援することが必要になります。受け持ちの患者さまへの支援がスムーズに行えるのは、学生のころの学びがあったからだと思います。高齢化する時代に在宅生活を中心とする医療へ変化し、私もさらに知識を深めたいと思い、回復期リハビリテーション病棟認定看護師の資格を取得しました。患者さまの「できるADL」を「しているADL」(「ある時はできても日々の生活で行うには介助を要する行動」を「普段の生活で自然に行える行動」)に変えることを目標に、多職種で連携して在宅復帰を支援しています。また、実習指導者として学生にも関わっています。実習中、患者さまと緊密に関わっているからこその気付きがあり、私自身も学びになっています。今後も、学生の思いに寄り添って支援していきたいと思います。

2021年度卒業 国際医療福祉大学病院 勤務 I・R さん

私は現在 ICU(集中治療室)で働いています。集中治療室には、生命が危機的状態であり、24時間体制での治療やモニタリングなど、より集中的な医療が必要な患者さまが入院されています。そのため、看護する側も疾患・治療に対する十分な知識や技術、また急変にも動じず冷静に対応できる能力が求められます。まだまだ未熟でありますが、先輩の指導のもと、日々「患者さまファースト」を考えて看護を行っています。
専門学校は、大学と比べても大変だと感じることがあると思いますが、心身ともにすごく成長できる場所です。3年間クラスメイトと勉強に励み、いつでも寄り添ってくれる先生や仲間がいます。そして皆さんの夢が叶うように全力でサポートしてくれます。塩谷看護専門学校で看護を学び一緒に働きましょう。

2014年度卒業 国際医療福祉大学成田病院 勤務 K・H さん

私は国際医療福祉大学成田病院開院に伴い、「病院の立ち上げに少しでも力になりたい」との思いから開院時より勤務をしています。看護師としては、もう少しで10年目となります。これまでたくさんの患者さんとの関わりのなかで、楽しいことや悲しいこと、つらいことなど多くの経験をさせていただきました。このような数々の貴重な経験ができたのは、学生時代に良き先生方や同級生との出会いとともに、充実した学生生活が送れたからだと思います。私の看護師としての基盤は、塩谷看護専門学校での学びと経験です。現在では、私自身も臨地実習指導者として学生指導に携わっており、充実した実習環境を提供したいと日々試行錯誤しております。実習の中でも学生の皆さまなど多くの出会いがあると思います。人との出会いを大切にし、今後も初心を忘れずに看護師としてのやりがいを伝え行けるように精進していきたいと思っています。

2022年度卒業 国際医療福祉大学病院 勤務 O・K さん

国家試験のことを考えると不安と緊張、焦りで気持ちがいっぱいだと思います。私も実際は、国家試験の勉強をすると何から手をつけたらいいのか分からない状態でした。しかし、先生方が学生一人ひとりに不足している分野ごとのプリントの配布や講義をしてくださることで、自分に本当に必要な学習方法をみつけることができました。3年間同じ目標を持って歩んできた仲間と協力し、知識をアウトプットし合うことで定着させました。また、一人で勉強するだけではなく仲間と勉強することで、自分のペースの目安や心の安定を図ることができ、落ち着いて勉強に集中することができました。自分自身に自信がつくまで徹底して勉強することが大切です。

卒業生:M.M さん(就職先:国際医療福祉大学成田病院)

この3年間は、私にとってあっという間でとても充実したものでした。楽しい思い出も沢山あったけどその倍辛いこと・大変なことが多く何度もめげそうになりました。しかし、いつもそばで支えてくれた家族、優しく寄り添ってくれる先生方、共に励まし合った友達がいたからここまで頑張ることができました。すべての人への感謝の気持ちを忘れずに、これからも日々精進していきたいです。3年間本当にありがとうございました。

保護者さまからのメッセージ

幼稚園の最後の発表会で将来の夢を発表した時「看護師さんになりたいです」と言ってから数年後、進路を決めなくてはいけない時期となり、看護専門学校に行くと言ったあの時。コロナが流行している中で、看護の道に進む娘を誇りに思う反面、大変な道に進む娘を心配に思いました。その中でも友達に恵まれ大変な勉強・実習を仲間達と乗り越えられたことは自信にも繋がり逞しくなったと思いました。
これからも友達を大切に、今までお世話になった方々に感謝しながら素敵な看護師さんになってほしいと思います。娘が成長できたのはご指導くださいました先生方のお陰になります。ありがとうございました。

卒業生:Y.R さん(就職先:国際医療福祉大学病院)

コロナ禍でさまざまな制約がある中、実習等ができるのか不安な気持ちのまま入学しました。混乱が続く中、実習を受入れて下さった施設の皆さまのお陰で、多くの学びを実習で得ることができました。心が挫けそうになることが何度もありましたが、友達や先生方からの励ましや温かい助言のお陰で乗り越えることができました。コロナが明けてから学校行事が徐々に再開し、楽しい思い出をたくさん作ることができました。塩谷看護専門学校で学んだことや感謝の気持ちを忘れずに新たな環境で立派な看護師として成長していけるように頑張っていきたいと思います。3年間本当にありがとうございました。

保護者さまからのメッセージ

コロナ禍に入学し、不安を抱えながら様々な壁を乗り越え、無事3年間の課程を修了することができました。心が折れかけた時期がありましたが、先生方の熱心なご指導と励ましのお言葉が心の支えになりました。また、側で温かく見守っていただき大変感謝しております。目標に向かって共に高め合う良き学友にも恵まれ、忙しくも充実した日々であったのではないかと思います。これから社会へ羽ばたきますが、3年間学んだことを成長の糧にして、人の役に立てる人材になれるよう頑張ってください。
皆さま、3年間大変お世話になりました。ありがとうございました。